抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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モルヒネ耐性マウスによるモルヒネの脱メチル化は変化しないのに対し,モルヒネは耐性雄マウスによるコデインのN-およびO-脱メチル化は,非耐性雄マウスにくらべて増加することが報告されている。そこでモルヒネ耐性および非耐性の雌雄ラット,およびモルヒネ耐性雄マウスを用いて,注射したN-
14C-CH
3-コデインのin vivoでの脱メチル化反応を呼気中の
14CO
2分析により比較した。その結果,モルヒネ耐性雄ラットによるN-脱メチルは,モルヒネ非耐性雄ラットに比較し有意に減少した。性差は認められなかった。非耐性雄ラット,雌マウスおよび耐性マウスでは変化しなかった。これらの結果からは,前記の報告を確かめることはできなかった