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J-GLOBAL ID:201602019327952838   整理番号:65A0241189

シリコン中の荷電粒子の入射方向とエネルギー損失

The energy loss by charged particles in silicon as a function of track orientation.
著者 (2件):
資料名:
巻: 4512  号:ページ: 240-246  発行年: 1965年 
JST資料番号: C0235A  ISSN: 0018-9499  CODEN: IETNAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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積み重ね形の半導体検出器で,荷電粒子が突き抜ける場合には,シリコンの結晶軸の方向が問題になる.それは粒子が結晶面或いは結晶軸にそって飛ぶ場合は,他の場合よりエネルギー損失が少ないからである.従ってこのエネルギー損失の不均一性は,検出器が正しいレスポンスをするのをさまたげる.たとえば,25μ厚の△EカウンタとEカウンタで3MeVの陽子を測定する.入射粒子の方向に対し,△Eカウンタの結晶面および結晶軸がランダム方向にあると,スペクトルは平均750keVのエネルギーを失なったガウス分布を示す.しかし,入射方向と結晶軸の〔110〕方向とが一致すると,750keVのエネルギー損失を示すのは約半数になってしまい,400keV程度しか失わないものさえある.このことは,例えばE・△Eシステムで,質量選別をする場合重要な問題になり,スペクトルのピーク対谷の比は約10倍もちがう;図8参6(高田 守)
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