抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
酸化鉄粒子の水素による還元反応の律速段階を検討した.気体境膜拡散,粒内拡散および化学反応過程が定常遂次的に進行して還元が行なわれるとみなし,各過程における抵抗を考慮して,総括的な還元速度を表わす(6)式を誘導した.すでに発表された各研究者の実験条件のデータを採用して(6)式から算出される計算値と,これら実験で示されている還元速度の実測値とを比較検討した結果,両者の間に満足な一致が得られた.各過程の抵抗が還元反応の総括的な抵抗において占める比率を定量的にしらべて,粒径,気孔率,還元率,ガス流速および反応速度の関数として図表に示し,反応操作条件と律速段階との関係を明らかにした.