抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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既報のシクロヘキシルおよびステロイド性2-アセトアミド-2-デオキシ-D-グルコピラノシドのNMRによるアノマー性C-1プロトンの吸収とC-6メチレンプロトンのマルチプレットの半値幅によるα-およびβ-アノマーの判別を1,3-ジアキシャル脱しゃへい効果により説明.アセチル化D-グルコピラノシドの配位決定に応用し,α-アノマーの典型として,2,3および4位プロトンが1ppmの範囲で存在し,アキシャル3位プロトンが最も低磁場で三重線となり,その脱しゃへいで2および4位プロトンが解析可能.β-アノマーではまったく異なる型式となる.同様の結果をD-グルコシドウロネート誘導体においても得た:参5