抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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6匹(雄3,雌3)のPitman Mooreブタの生後4週から72週までと6匹(雄4,雌2)のヨークシャープタの11年と11.5年に,
60Coγ線300Rを照射し,白血球をとり出して培養し,染色体異常を調べた。若いブタでは2ヒット異常の生じるひん度が比較的高く,成長するにつれて幾分低下し,さらに令が進むと幾分上昇した。1ヒット異常に関する係数はほぼ一定のままであったにもかかわらずこの範囲内の非染色体傷害の寄与は若いブタの間では重要であったが,成体には存在しなかった。対照の資料では,成体の細胞で自然染色体欠損が幾分上昇した。しかし他の型の異常は年令への関係を示さなかった。染色分体異常はこれらの細胞では放射線に関係があると普通は考えられていないが,年取ったブタからの照射した試料では増加を示した。照射後のポリプロイドの増加は,対照が平均0.93%であるのに対して平均3.88%とはっきりしているが,どの年令でもかなり一定している(渡辺純江);写図7参22