抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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チタンの不純物について解説した。チタンは高温では活性で空気中で激しい酸化反応を起こしまたは耐火物と反応して汚染され,またスポンジチタンは空気中のガスを吸着しさらに微量の残留MgCl
2によって多量の水分を吸収して品質を劣化させる。チタンの不純物は結晶構造上侵入型不純物と置換型不純物に分類され,前者にはO,N,H,C,後者にはFe,Ni,Cr,Mn,Vなどがある。侵入型不純物はチタンの六方晶の六角柱を引伸ばしわずかの量で強さを増し粘り強さを減ずる。チタンの塑性変形におけるすべりの臨界応力は結晶面の種類と不純物の量によって異り異方性が強い。Hもまたぜい性を示すが高真空焼なましにより防がれる;写図7表2