抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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よう素を光増感剤とすることにより,ポリエン酸類が常温で容易に共役異性化することを見いだした.50mgのよう素を含む石油エーテル溶液50mlに大豆油(リノール酸57.3%,リノレン酸6.2%)3gを溶解し,2日間日光照創.反応溶液をチオ硫酸ナトリウム水溶液処理を行ない,水洗,脱水後溶媒を除去.VUスペクトルから原料の約72%が共役化したと推定.純リノール酸メチルを同様に異性化した.反応機構は一応,励起されたよう素が無色のよう素-1,4-ジエン複合体を形成し,これからはじまるものと推測.この反応は光によってよう素を解離するような化合物を用いても起る:参8