抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1964年11月ネパール国で採取したStephania rotundaloureiroの根部より既知塩基の(-)-トテトラヒドロパルマチン(I)とステファリン(IIa)と共に一新フェノール性テトラヒドロプロトベリン型塩基を単離し,ステファロチンと命名.これの構造式を検討してみた.まず本植物メタノールエキスより,2種の既知塩基を含む非フェノール性塩基部とフェノール性塩基部に分離し検討した結果ステフアロチンは,水酸基を11位,メトオキシ基を2,3,9,10位に持つ第3級テトラヒドロプロトベルペリン型塩基であることが証明された.