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J-GLOBAL ID:201602019717945689   整理番号:61A0161580

ぎ酸と過硫酸のフリーラジカル開始反応

Free radical induced reaction between formic acid and perdisulfuric acid.
著者 (1件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 567-571  発行年: 1960年 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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ぎ酸水溶液と過酸化水素の混合物はγ線により連鎖的に分解してCO2を発生する。同様な反応が過酸化水素を過硫酸に変えたときにも起こる。本報ではこの系の濃度,pH,線量率の影響ならびに中間酸化生成物について調べた。照射は60Coのγ線を用い25°Cで12~14mlのパイレックスアンプルに入れた試料を2.5~0.01×1020eV/l.minの線量率で行ない,各成分の変化を紫外吸収ならびにVan Slykeミクロガス分析によって調べた。熱反応の補正は行なったが一般に放射線反応の数%以下であった。連鎖反応は次式にしたがって進行する。SO4-+HCOOH=HSO4-+HCOO,HCOO+S2O8==HSO4-+CO2+SO4-,G(CO2)はぎ酸濃度の増加,線量率の減少につれて増加する。ぎ酸,過硫酸の一定濃度ではG(CO2)はpH1.5から5.1の範囲で増加し,5.1から7で急減,9から11で再び急減する。G(CO2)は最高680に達した。モノ過硫酸(カロー酸)と過酸化水素の添加は反応を複雑なものとする;図4表1参12(武久)
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