抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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犬山地殻変動観測所で得られた20カ月間の伸縮計の記録および34カ月間の水管傾斜計の記録から,次のことがわかった。伸張主ひずみ軸の方向はN45°E~N80°Eで,地層の走向とほぼ一致し,収縮主ひずみ軸はN10°W~N45°Wを示し,地層の傾斜方向とほぼ一致する。最大傾斜の方向はN40°Wへ下りで0.84×10
-4rad/年の一定傾斜速度を保ち,最大せん断応力は0.6×10
-6/年程度である。短周期ひずみ変化は地盤内の間げき水の水圧変化によることがわかり,さらに濃美地震の根尾谷断層のブロック運動を回復させる方向に,新たなひずみの蓄積が進行しつつあり,その速度は1×10
-6/年以下である;写図12表3参3