抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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相対論的核子一中間子場の理論を原子核多体問題に適した形にかく。Martin-Schwingerの熱力学グリーン関数を用いる。n核子グリーン関数は,通常のポテンシャル多体問題と形式的に同じである結合した方程式系をみたす。しかし,二体ポテンシャルを,中間子を形成的に除くような時間依存相亙作用におきかえる。方程式の近似解を得るための複雑なプログラムについて議論する。第一に,真空を求めることが必要で,これは,すべての可能な交わらないπ,ω中間子線をもつ一つの連続した核子線を含むすべてのダイアグラムについて和を取るハートリーフォック近似で行うスペクトル関数のピークは,知られたN’共鳴の質量と同一である。質量と波動関数のくり込みの過程で起るゴースト状態の出現について議論する。求めたグリーン関数を用いて核子の磁気モーメントを計算する。その結果,磁気モーメントのアイゾベクトル成分について通常の摂動論よりもよい結果を与えるが,アイソスカラー成分についてどちらかの場合も良くない(田沢輝武);写図4表2参24