抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
歯痛の始まりにおける役割と虫歯の始まる位置を決定する資料をえるため,歯における熱伝導を,理論的,実験的に研究した。小きゅう歯と門歯とにおける非定常的な温度分布を数値計算でもとめた。神経の応答時間と,歯質とエナメル質との境界に,歯の表面に生じた温度変化が到達するのに必要な時間とを比較することにより,急激な温度変化が歯痛を生ずるかどうかという問題を考察した。歯痛を生ずる原因は熱応力によることが結論された。くりかえし生ずる熱応力がエナメル質の縦方向の破壊を生ずることが明らかになった。つめたいものをのんだり食べたりするとこのような熱応力が生ずる;写図10表1参16