抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Tetrahymena pyriformis Wを抗原虫特に抗トリコモナス物質の試験生物として用いる検索法により,土壌分離放線菌の生産する新抗生物質イカルガマイシン(I)を発見.生産菌は各種分類学的性質からStreptomyces phaeochromogenes,var.ikaruganensis SAKAIと命名.Iは白色の針状結晶,252~255°Cで分解,[α]
20D+360°(c 1.10,ジメチルホルムアミド),元素分析および質量分析の結果から分子式C
29H
88O
4N
2,メタノール中での紫外無吸収極大220,325/mμ,最小発育阻止濃度はTricho-monas vaginalis:0.3~1.25μg/ml,Tetrahymena pyri-formis w:1.0μg/ml,Entamoeba histolytica:2~10μg/ml,マウス腹こう内投与のLD
50:6mg/kg.ヘキサヒドロ-IはT.vagnalisに対しアザロマイシンFと同原度に有効,マウス腹こう内投与のLD
50は300mg/kgで毒性が低下:参26