抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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結核菌による感染を左右する因子として,菌の大きさ,汚染接触期間や菌の数,病毒力,宿主の感受性の4項をあげ,これらの重要性を指摘しながち,結核という疾病と感染との関係を追跡することの意義を強調1さらに従来使用されている結核症の臨床分類の問題点を検討し,結核患者の定義と関連して,宿主と結核菌との関係を強調した分類方法の重要性を指摘した。すなわち,結核菌接触概往歴,TRテストによる感染の有無,胸部X線撮影による疾病の有無などの各項目に基づいた分類方法は,記録管理や臨床面での患者管理,化学療法剤の予防内服の拡大などに備えて有効である