抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エストロゲン(I)の性器外臓器に及ぼす作用のなかでブラジキニン(II),ヒスタミンによる血管透過性こう進作用に対する効果を追求した.82羽のウサギを用い,腹部皮膚における色素浸出を指標として得た結果では,Iのある一定濃度はIIによる血管透過性こう進に対して,統計学的有意差をもって抑制効果を示した.この結果は,出血や動脈硬化との関係におけるIの作用基点に1つの知見を加えたものと考える:参34