抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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南スペイン,Granada付近の厚さ70mのボーリングスコアの花粉分析を行ないその結果をギリシャ,北部マケドニアにおける花粉分析のデータと比較しつつ植生の変遷を検討した。試料の年代は,
14C測定とマケドニアのものとの対比により,上部20mは完新世とWeichsel氷期に,20m以下はEem間氷期,Saale氷期およびHolstein間氷期の一部に属することがわかった。南スペインでは氷期にはヨモギ,アカザのステップのような植生が,各亜間氷期にはそれぞれ異なる特徴をもつ乾燥性の森林が存在した。また,間氷期および古い亜間氷期には温暖湿潤性の森林が存在した;写図4表4参18