抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ジメルチホルムアミド中におけるアントラキノン系化合物の還元反応機構についての著者らの推定を確認するため,各置換基をもつ若干のアントラキノン系化合物についてアニオンラジカルのESRスペクトルを測定し,さらに水分共存下のアントラキノン(AQ)のキノールラジカルの確認を試み,次の結果を得た.(1)23種のAQ系化合物のうち,2-OH,3-(OH)
2・AQ以外は3370±5~10gaussでスペクトルが得られた.(2)電子密度から,還元される位置は9-または10-位である.(3)半波電位と最低空軌道との関係は置換基の種類や性質に大きく左右される.(4)0~5%の水分が共存してもキノールラジカルの確認はできなかった:参17