抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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メタノールによるプソイドクメン(PCM)の気相メチル化反応について固定床流通法を用いて,シリカーアルミナ系触媒の探索を行ない,3.5%の銀を含むシリカーアルミナ触媒が最良の結果を与えることを見いだした.触媒は含浸法により調製した.最適条件はH
2/(PCM+メタノール)モル比0.5~2.0,PCM/メタノール=2.0~4.0,LHSV 1hr
-1,反応温度250°CでPCMの転化率は34%,ジュレンおよびテトラメチルベンゼンの選択率は34%,62%であった.水素添加は反応率を増大させるが選択率には影響しないこと,PCM→テトラメチルベンゼンの反応の他にPCMの異性化,不均化反応が認められることを明らかにした.触媒活性は反応開始後3時間までは低下するが,その後一定になり,600°Cで焼成すると活性化される:参7