抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1968年の梅雨期間について,半旬平均場により,極東域における梅雨前線帯と下層ジェットとの関連を調べた。全期間を通じ,850mb面における下層ジェットは,前線帯の帯状雲量極大の南縁に沿って出現し,梅雨末期には雲量極大域とともに北上する。対流活動を示す量としての降水量と,下層ジェットの垂直プロフィルとの関係を,南西諸島海域で調べると,大雨時に下層風の強化されること,その時にはジェットおよびその下部でのシアーは地衡風のそれの約2倍であるのに対し,ジェット上層では逆に実測風のシアーは地衡風シアーの数分の1以下であることが示され,この非地衡風的な下層ジェットに,水平運動量の対流混合の寄与していることが推測される;写図2参7