抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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省力低コスト管理の大型放牧草地ではそうじ刈なしで,春から晩秋まで収容頭数を変えずに輪換放牧を保てるように季節生産の平準化を図るが,これを年1回の施肥で調整する方式について検討した.施肥時期を変えた場合の草生の推移を前半に,夏季の追肥に際しての濃度障害(肥料やけ)問題を後半に検詞した.慣行の早春施肥は春草の芽ばえを助長した.げ至直後の追肥で平準化が保てたが,8月以後に遅らせると前半の現存量が下がりすぎて輪換収容に困難を感じた.盛夏の施肥は肥料の種類によっては濃度障害をおこすこともあるが,追肥N量が10kg/10a,年1~2回程度では回復再生がすみやかで実害が軽微であった:参5