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J-GLOBAL ID:201602020241506370   整理番号:71A0384885

卵巣静止ウシに対する低単位HCGの排卵誘起効果

著者 (3件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 58-65  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0766A  CODEN: KHKKA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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卵巣静止ウシ(黒毛和種,経産ウシ)に油性ならびに水溶性のHCG(250~3,000IU)を筋肉内あるいは静脈内注射し,排卵誘起効果を検討した.その結果,HCG注射後5~7日までに排卵を誘起し得る最小有効量は500~750IUで,500~3,000IUの範囲での排卵率は64~83%でHCGの剤型,用量,注射法の違いによる差違は認められなかった.排卵誘起時期はその後形成された黄体の形状から処置後2~3日であると推測された.処置後7日以内の無排卵ウシで15日までに排卵したものは33%であった.HCG注射後2回目の排卵は注射条件による差違はなく,全体で84%にみられ,処置後2回目排卵までの日数は平均14.5日で誘起排卵後形成された黄体の寿命が全般に短かかった.誘起排卵率,2回目排卵の発現率はともに分べん後61日以降のものは60日以内のと比べ高い傾向があった.発情徴候は処置後7日以内の誘起排卵時に7.2%に,8~15日の間の排卵時には57.9%,2回目排卵時には73.1%に認められた:参32
引用文献 (32件):
  • 1) MERZDORF, G.: Inaug. Diss. Hannover, 1937; Deut. Tztl. Wschr., 343, 1939.
  • 2) KOCH, W.: Berl. u. Munch. Tztl. Wsch., 576, 1938.
  • 3) 山内(亮)・藤井(毅)・星(冬):日獣学誌, 10, 115, 1948.
  • 4) 山内(亮)・芦田(浄):同誌, 13, 311, 1951.
  • 5) 星(冬)・山内(亮)・西川(治)・藤井(毅):日獣会誌, 5, 321, 1952.
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