抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電荷移動錯体の形成と成分分子の安定性の変化との関係について基礎的な知見を得る目的で塩化エチレン中における,メチル置換ベンゼン誘導体によるリボフラビン-2′,3′,4′,5′-テトラブチレート(RTB)の光分解抑制と両者の分子間相互作用の機構を検討した.RTBの光分解は置換ベンゼンで抑制されるが,メチル置換の多いベンゼン誘導体ほど大きい.混合系のけい光消去法から,モル比1:1で錯体を形成することが分る.混合系の差スペクトルから490mμに新しい吸収帯が現れ,また溶媒効果を調べることにより,RTBの光分解抑制には両者間の電荷移動力が重要な役割を演じていることが明らかとなった:参18