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J-GLOBAL ID：201602020286626864   整理番号：69A0068713

溶接熱サイクル過程において塑性予ひずみをうけた鋼の室温における延性

著者 (3件)： 佐藤邦彦 ,  町田隆 ,  森川哲夫
資料名： 溶接学会誌  (Journal of the Japan Welding Society)
巻： 38  号： 3  ページ： 279-290  発行年： 1969年 
JST資料番号： G0090A  ISSN： 0021-4787  CODEN： YOGAA   資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 溶接熱サイクル過程において塑性予ひずみをうけた鋼の延性とくに一様伸びについて調べた。主な結果は次のようである。引張特性に影響を及ぼすのは冷却過程中の400°C~R.T.の範囲における予ひずみであり,予ひずみ量の大きいほど室温におけるflow stressは上昇し延性が低下する傾向がある。また冷却中400°C~R.T.の範囲における予ひずみは一様伸びを著しく低下する。冷却速度が大きいほど予ひずみによるflow stressの上昇と延性の低下が著しい;写図25表2参1〓

シソーラス用語： 溶接熱影響部
準シソーラス用語： 一様伸び ,  一様伸び(再現溶接熱影響部) ,  再現溶接熱影響部 ,  廷性 ,  廷性(再現溶接熱影響部)

引用文献 (19件)：

• 1) 岡田実: 低炭素鋼の電弧溶接における熱影響に関する基本的研究(第4報), 溶接学会誌 6 (昭12) 7号.
• 2) E. F. Nippes and W. F. Savage: Development of Specimen simulating Weld Heat-Affected Zones, W. J., 28(1949) No. 11, PP. 534s-546s
• 3) E.F. Nippes and W.F. Savage: Test of Specimens Simulating Weld Heat-Affected Zones, W.J., 28(1949) No. 12, PP. 599s-616s
• 4) E. F. Nippes, W.F. Savage and P.J. Allio: Studies of the Weld Heat-Affected Zone of T-1 Steel, W.J., 36 (1957) No. 12, PP. 531s-540s
• 5) 鈴木春義, 田村博他: 溶接熱サイクル再現装置による鋼の熱影響部の冶金的研究, 溶接学会誌 29 (昭32) 2号, 5号, 27(昭33) 5号12号, 28 (昭34) 10号.

タイトルに関連する用語 (8件)： 溶接熱 ,  サイクル ,  過程 ,  塑性 ,  予ひずみ ,  鋼 ,  室温 ,  延性