抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
中性子放射化によって生成する
99Moの娘核種
99Tcを測定して20ppb以下のMoを定量する方法である。中性子照射した試料を溶かし硫酸,りん酸,過塩素酸溶液でTcO
7として蒸留した
99mTcの放射能をシンチレーションスペクトロメトリーで測定する。蒸留の所要時間は10-20分で1次反応速度則にしたがって留出する。りん酸はMoを錯化するためである。Moの含量が多いとAsが共存しても測定の妨害にならないがMoの量が0.02ppm以下では妨害し,Cl
-が共存していないと
76Asの留出は0.2%以下にとどまる。Hgを100ppb程度含んでいるとTcの留出部分に3~4%のHgが留出する。酸化バナジウム中にはUは測定値に影響のない程度しか含まぬ(河村正一);表2参2