抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ビスフェノールA(I)の塩素化により四塩化ビスフェノールA(II)を合成するため,一般液相塩素化触媒を用い酢酸溶媒中で塩素化を検討.この結果,塩化アルミニウム触媒が最適で,Iの濃度10%,触媒濃度1%以上,反応温度は30~33°Cが適当であった.塩化アルミニウムは選択作用が強く.IIの過塩素化物への転化反応を抑制した.Iの消失速度から擬一次反応の成立が確認された.また塩素化の選択的逐次反応の数式モデルを考え,各反応段階における反応速度定数を算出.この速度定数を数式モデルに入れて計算した結果は,実験結果とよい一致を示した.