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J-GLOBAL ID:201602020418309219   整理番号:65A0234994

75Seによる細菌の標識化に関する比較的研究

Etude comparative sur le oarquage dee microorganisses par le snium.
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資料名:
巻: 15  号: 10  ページ: 587-598  発行年: 1964年 
JST資料番号: C0201A  ISSN: 0020-708X  CODEN: IJARAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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Santon培地に添加した75Seは,B.C.G.の有機構成成分のうち,おもに含Sアミノ酸に,次いで脂質に取り込まれる.B.C.G.には特殊な含Se成分は存在しないが,SeとSとの相競性から含S成分は含Se成分に成り代る.また,Seは,Sよりも細胞膜を透過し易く,一度細胞内に入るとアミノ酸に選択的に取り込まれて,Se-シスチン,Se-メチオニンになることは確からしい.水または適当な緩衝液(アルカリ側にpH調整)で抽出すると,可溶性たんぱく質内に取り込まれたSeのある部分が分離できる.しかしながら,大部分のSeは,細胞内たんぱく質に固定され,長時間の加水分解によって初めて分離し得る.このようなSeの取り込みの大きさは,B.C.G.だけの特性ではなくて,生細胞における一般的な生化学的現象のようである.75Seは,物理的諸性状およびその取り込みの高さ,ことに細胞内たんばく質への固定から考えて,細菌のin vivo標識化の面で優れた元素である;図3表8参14(小島 栄一)
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