抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中空のゴム球の表面に粘土の表層を付着させたものをモデルとし,その中心を通る軸にモーターで回転を与え,粘土表層こ弱線面の網目を作る実験を行なった。このモデルの表面に生じた線伏模様の網と回転軸との関係は,地球のリネアメント(Lineamen桂弐裂か帯など一定方向の線伏構造)と地軸との関係に等しいと考えられる。この仮説に基づいて,中部ヨーロッパにおけるサクソニアン期(二畳紀末)のリネアメントから,当時の極の位置を推定したが,その結果は古地磁気や古地理から推定したものに一致した;写7図6参161