抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
培養液調製に使用した緑のう菌はGillies-Govan法ピオシン型別用指示菌No.1~8と佐世保地方において村上が分離し,型別をした51株である.これら緑のう菌のブイヨン培養56°C,30分加熱遠心上清をコリシンCA38に作用させ,うち3株ではかなりの4株では力価を1/2とする不活性化を認めた.56°C処理と非処理の間に活性の差はなかった.新鮮菌よりのブイヨン培養を使用したときより強い活性を認めた,型別した51株の標準コリシン11種に対する不活性化の実験ではピオシン型と不活化活性との間には特に関係はなかったが,供試全コリシンを不活化したとみられる25株から7種のコリシンにはほとんど作用しなかった6株に至るまで複雑なコリシン不活化パターンをみることができた.コリシン側からみるとほとんどすべての菌株によって不活化されるものはCA23とCA38であった:参9