抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ブタ死産の原因を追求するため,多数の死産胎児を集めてウイルス学的検査を実施した.ブタの死亡胎児および異常初生子の脳内例について調査した結果,8例から日本脳炎ウイルスが,また17例から血球凝集性のDNAウイルスが分離された.これらの両ウイルス分離例の母ブタの分べん成績についてみると,日本脳炎ウイルス分離例の方が,死亡胎児の発生率よりやや高く,さらに出生直後から神経症状を示す異常を多く含んでいることが注目された.また妊娠中の抗体の推移と死亡胎児からのウイルス分離との関係についてみると,両分離例とも妊娠中にこれらのウイルスの感染をうけたことがわかうた.