抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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空気中で溶解したマルエージング鋼と真空アーク炉中で溶解したマルエージング鋼を用いて,循環している蒸留水中での応力腐食割れによるき裂の伝搬特性を応力波測定法によって観察して,溶解方法の違いが応力腐食割れに及ぼす効果について調べた。試験片は切欠き先端に疲れき裂を入れたSEN試験片を用いた。この結果真空アーク炉中で溶解したマルエージング鋼の方が温度に無関係に応力腐食割れを起しやすいことがわかった。微小なき裂伝搬の機構は温度によって異なっていた。常温付近では不安定伝搬によって一瞬のうちに伝搬するが,70°C付近では時間と共に徐々にき裂は進展した;写図11表3参3