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J-GLOBAL ID:201602020545466099   整理番号:73A0376201

有機いおう化合物の含成 VIII 修正したWillgerodt-Kindler反応からの環化生成物

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資料名:
巻: 21  号:ページ: 511-517  発行年: 1973年 
JST資料番号: G0504A  ISSN: 0009-2363  CODEN: CPBTAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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修正したWillgercdt-Kindler反応条件下でチオアニリドのベンゾチアゾールへの環化機構を明らかにするために,2-ピコリンとm-置換アニリンの反応をいおうの存在下で170°C,2時間行なった.反応生成物は,チナアニリドと2個の可能なベンゾチアゾール,5-置換-(I)または7-置換-2-(2-ピリジル)ベンゾチアゾール(II)のうちの1つであった.後者は独自の合成法によりIであることがわかった.一方,IとIIは修正したJacobson反応によりチオアニリドの酸化的環化からも得られた.修正したWillgerodt-Kindler反応でチオアニリドからIへの選択的環化が起こる機構は本実験では明らかでないが,Iは恐らくWillgerodt-Kindler反応での立体因子に影響されやすいイオン過程から生じ,一方酸化的Jacobson反応からの生成物はラジカル過程から誘導されたのであろう:参23
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