抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スルフイソメゾール摂取後ヒトの尿中に残存しているある種の少量の代謝生成物を解明するため,ヒトの尿を活性炭で処理し,吸着生成物をDowex50W-X8とAm-berlite IRA-68カラム,ろ紙分配クロマトグラフィーおよびSephadex G-25とSE-Sephadexで精製すると,生成物は無色プリズム状晶,融点123°~125°として得られた.この生成物に対し,溶解度,アルコール性OHの存在,加水分解および常法の化学的,物理的分析で調べた.NMRスベクトルはスルフイソメゾールからのメチル基の消失とメチレンおよびヒトロキシルの出現を示した.無水酢酸でこの生成物をアセチル化するとトリアセチル化化合物が得られた.これらの実験結果はスルフイソメゾールのCH
3のCH
2OHへの生体内酸化を示唆しており,生成物はN′-(5-オキシメチル-3-イソキサゾリル)スルファニルアミドであると確認された:参17