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J-GLOBAL ID:201602020586045359   整理番号:67A0329744

人間の全身照射によって生ずる体細胞染色体異常:”Recu-plex”臨界事故

Somatic chromosome aberrations induced by human wholebody irradiation The Recuplex criticality accident.
著者 (2件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 568-582  発行年: 1966年 
JST資料番号: D0484A  ISSN: 0033-7587  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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ワシントンのハンフォードで1962年4月7日に起った”Recup-lex”臨界事故の際にγ線と核分裂中性子線を全身に浴びた3人の男性から周期的に得た周辺白血球の試料で染色体異常の頻度を調べた。浴びた線量は一番少ない人が12rad,一番多い人が47rad ,照射後4時間の試料では3人とも染色体異常が見られた。異常の量は少かったけれど,その頻度は物理的線量から見積った期待値と一致し,試験管内でX線や核分裂中性子線で照射した血液試料に見られる染色体異常の頻度とも一致した。このように染色体異常の測定は急性全身照射の場合の生物学的トシメトリーの実際的な方法となるようである。特に低い線量では物理的な線量と完全に一致させることは難しいが,す速い”ball park”の方法を提供する。照射後数週間たったとしても白血球試料から得られた値は有効であることが示唆される。期待される様に数週間後には異常の頻度は落ちるが,2年後の試料でも見られる異常もある;表4参29(渡辺 純江)
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