抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エクマンの海流理論では,海水の密度は一様,深さ一定,水平に無限の広がり,水の水平運動などを仮定し,さらに渦動粘性による運動量の垂直方向への移動から流速を出している。しかし,もしこの粘性を無視しても,コリオリ加速度の作用により慣性流が発達していくのであるからエクマン流の真実性の実証は困難である。地中海西部のブイ観測所および付近で1964-1970年に.多数の風.流れ,水温の垂直方向の観測を行なった。冬は底までほぼ一様の密度でδρ/ρ
0が10
-6程度にまでさがり,風と流れの相関は低いが夏は逆にδρ/ρ
0大で不均一であり,浮力の影響がでてエクマン流が加わっているらしい;参9