抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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紫根の安定にして有用な抽出液を得る目的で,流動パラフィン,ミリスチン酸イソプロピル,オリーブ油,ヘキサデシルアルコール,オレイン酸,スクワラン,ひまし油,ごま油,によって抽出を試みた.抽出されるナフトキノン誘導体シコニン量は,ミリスチン酸イソプロピルによる冷浸法が最も多い.また,この溶剤中において最も安定で,45°Cで3か月後でも96.1%の残存率を示した.冷浸の時間は72時間目で最大となる.冷浸回数については,第1回目でほとんど全部抽出される.抽出液の臨床評価は,急性湿疹に有効で,また尋常性ざそうに対しても有効のようであった.副作用は認められない:参8