抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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濃飛岩体西縁部では,流紋岩類は層序的に2つに区分され,下位の飛騨川流紋岩類と上位の白川流紋岩類の関係は不整合である.飛騨川流紋岩類中の下油井流紋デイサイト溶岩・金山溶結凝灰岩と白川流紋岩類中の溶結凝灰岩を化学組成の面から比較検討すると,両者の化学組成には系統的な差が認められる.前者は流紋デイサイト(SiO
2)67~68%),後者は流紋岩(SiO
272~73%)である.鏡下の観察結果からも,両者の化学組成のちがいは2次的な変質による差ではなく,初生的な原因,つまり,噴出時のマグマの化学組成に差があったことを支持している:参5