抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ポリ-γ-D-グルタミン酸ノチル(PMDG)薄膜の円偏光二色性スペクトルは450~650nm領域の大きなバンドと220~230nm領域の小さなバンドを示している.後者はPMDG分子αヘリックス中のn-π
*遷移による.450~650nmのバンドは溶液ではみられず,円偏光の選択的反射による.PMDG膜は左円偏光を反射し,PMLG膜は逆のCD曲線を与える.これはpMvDGあるいはPMLG固相薄膜中のコレステリック液晶構造の存在を示している.偏光顕微鏡観察によるとPMDGあるいはPMLG薄膜の複屈折は光学的に負であり,光軸は薄膜表面にほぼ直交している.PMDG薄膜は左巻きマクロヘリックスをもちPMDG分子ヘリックスの左巻きに対応している:参12