抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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数年前,英国の当時の労働党政府は5部の交通関係白書を公表し,そこに掲げられた諸提案は1968年運輸法と1969年運輸法(ロンドン法)に具体化された。本報では英国の交通組織について従前の経緯を簡単にふりかえり,運輸法の説明を中心に,同国の交通政策について述べた。白書や運輸法を通じて示された労働党の交通政策は,すべての地域と交通機関をカバーし,一貫した論理を持っている。しかし,そこには意欲的な未来像の想定といったものは見られない。政策の焦点は,交通部門における選択と意志決定の組織を,現在あるいは将来の条件にどのように適合させるかの問題にある