抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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可鍛鋳鉄における金型鋳造の場合の焼なましについて述べ,鋳物の冷却速度と焼なまし黒鉛の析出の関係から,焼なまし時間の短縮と成分による機械的性質の変化に言及。冷却凝固速度の早いものは極めて短時間で黒鉛化を完了し,かつSi%を増加することができるので引張強さ,弾性限を向上できる。また焼なまし温度が高く,長時間なほど,黒鉛は粗大,少数となり,金型鋳造の可鍛鋳鉄は鋳造後,850°Cの炉に装入して徐冷することによって経済的に焼なましできる;写10図2参16