抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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幼虫はん紋の色素形成とこん虫ホルモンとの関係について検討.頭部および胸部に存在する内分泌器官のうちで,アラタ体のみが他の器官の摘出にみられない顕著なはん紋の黒化をもたらした.さらにアラタ体摘出カイコヘの幼若ホルモンの注射ははん紋部の黒色色素の発現を抑制し,幼若ホルモンの注射量を増すにしたがい対照カイコのはん紋より退色し,同時に体色が黄かっ色化することが明らかになった.同様なはん紋の淡色化ならびに体色の黄化現象は5齢初期のアラタ体を移植した個体においても誘起されたが,5齢後期のアラタ体を移植したものではこのような黄化は観察されなかった:参10