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J-GLOBAL ID:201602020839788078   整理番号:73A0385505

カイコの幼虫はん紋および体色に関するホルモン支配 I 幼虫はん紋の着色および体色の発現に関与する内分泌器官の検索

著者 (1件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 407-412  発行年: 1972年 
JST資料番号: S0212A  ISSN: 0037-2455  CODEN: NISZAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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幼虫はん紋の色素形成とこん虫ホルモンとの関係について検討.頭部および胸部に存在する内分泌器官のうちで,アラタ体のみが他の器官の摘出にみられない顕著なはん紋の黒化をもたらした.さらにアラタ体摘出カイコヘの幼若ホルモンの注射ははん紋部の黒色色素の発現を抑制し,幼若ホルモンの注射量を増すにしたがい対照カイコのはん紋より退色し,同時に体色が黄かっ色化することが明らかになった.同様なはん紋の淡色化ならびに体色の黄化現象は5齢初期のアラタ体を移植した個体においても誘起されたが,5齢後期のアラタ体を移植したものではこのような黄化は観察されなかった:参10
引用文献 (10件):
  • 1) 有賀久雄 (1943): 蚕試報, 11, 387-426.
  • 2) 有賀久雄・川瀬茂実 (1952): 育種雑, 1,137-140.
  • 3) 有賀久雄・吉武成実・石原廉 (1953): 日蚕雑, 22, 11-18.
  • 4) 有賀久雄・吉武成実・長島栄一 (1954): 日蚕雑, 23, 19-26.
  • 5) 有賀久雄・川瀬茂実 (1954): 日蚕雑, 23, 240-243.
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