抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Anteraeapotyphemus(ヤママユガ科)の脱皮液はアミノ酸エステラーゼ活性を持つたんぱく分解酵素の他に2つのナフチルエステラーゼ(非特異的エステラーゼ)を含む。この酵素を精製ししょ糖密度こう配遠心,DEAE一セルロースカラムクロマトで分離し性質を調べた。1つはpH8で陰イオン性で分子X64,000,他は陽イオン性で57,000である。ともに脱皮液に特徴的な弱アルカリ条件下で安定だが酸性にすると不可逆的に不活性となる。抑制実験および特異性の実験の結果よりカルボキシルエステラーゼと推定。両酵素とも発生のすべての段階で脱皮ゲル,脱皮液中に存するが脱皮機構における役割は不明;写図6表1参18