抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マレック病のひなによる継代実験を実施,さらに鶏胎による継代実験を,感染鶏胎のふ化直後の血液を14~19日の鶏胎に植える静脈内法(I)と14~18日の感染鶏胎の血液を7~12日鶏胎に植える黄のう内法(II)の接種法で実施した.5代までのひなによる継代はかなりの高率で代を重ねても変動を見なかった,病変臓器り患率の変動は肝,肺,生殖せんの病変出現率は代を追って減少したが,ひ臓は代を重ねるにつれ著明に上昇した.坐骨神経の場合は低く一定であった.鶏胎感染第1代(ニワトリ→鶏胎)のGraft Versus Host Reaction発生率,マレック病り患率はIで47%,52%,IIで6%,100%.継代感染ではIで4代.IIで9代まで観察し,ともに高率にり患した.病型では内臓型が多かった.本実験的感染症を中枢,末梢神経に高率の白血病性病変,潜伏期の短いこと,内臓病変の多いことで急性型マレック病と断定.