抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ガラス状炭素化物の構造を高解像力の電子顕微鏡を使い調べた。フェノール樹脂を熱分解して炭化すると,等方性のガラス状の重合炭素化物ができる。熱分解の初期に,フェノール樹脂の鎖が集合してリボン状の形態をとり,炭化される過程でその構造がそのまま記憶される。ガラス状炭素化物はそのような重合炭素鎖が集合し配列した小繊維が網目状に結合したものとして作られる。それゆえ,ガラス状炭素化合物と,方向付けられた炭素化物繊維の間には,方向性を除いては.構造的な相違点はない。ガラス状炭素化物の小繊維間の結合は,相当に強い共有結合であることがわかる;写図15表3参30