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J-GLOBAL ID:201602020925312043   整理番号:66A0315844

黄銅疲れき裂の発生および伝ぱに対する平均応力の影響

著者 (2件):
資料名:
巻: 32  号: 242  ページ: 1456-1461  発行年: 1966年 
JST資料番号: F0227A  CODEN: NKGRA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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表面のすべり線を金属顕微鏡によって観察していくことと,ある回数まで片振り圧縮をくり返したのちに片振り引張りで破断させる方法とによって得られた結論は次のとおりである.(1)すべり面が結晶粒程度の大きさのき裂に近い状態に達するまでの過程では平均応力はほとんど関係せず,応力振幅10kg/mm2の場合,片振り引張り,片振り圧縮ともに,約3.5×106回(片振り引張破断寿命の約70%)でその状態に達する.片振り圧縮では約3.5×106回ですべり線の変化は飽和しそれ以後濃いすべり線に特別の変化は見られない.(2)3.5×106回以前の疲れ被害は片振り圧縮によるものと片振引張によるものとが,ほぼ等価的に加算される.(3)3.5×106回以上片振り圧縮をくり返した後に片振り引張りに反転させたものは,一定のくり返し数約1.5×106回で破断する.したがってこの実験からは3.5×106回以上の片振り圧縮くり返しは,疲れ被害を進展させていないものと判断される.
引用文献 (2件):
  • (1) 平・ほか2名,機械学会論文集,31-221(昭40-1),39.
  • (2) 平・ほか2名,機械学会論文集,31-226(昭40-6),891.
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