抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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無作為に結合したニューロン様要素の網のアンサンブルを扱う一つの方法を提示した。統計的神経力学においては巨視状態の概念が基本的役割を演ずる。そこで,与えられた諸々の巨視量がともに一つの巨視状態を構成するための判定基準を与えた。神経網の活動は一つの巨視状態であることを示し,この活動の力学方程式を無作為神経網の種々のアンサンブルについて明らかにした。二つの巨視状態間の距離もまた一般化した意味で一つの巨視状態として扱える。距離の力学により,状態変化の安定性,過渡期間など,無作為神経網の種々の微視的性質を調べることができる;写図7参22