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J-GLOBAL ID:201602021023734375   整理番号:65A0241819

液体ヘリウムシンチレータのα/β効率比の決定

etermiation of tfratio for liquid helium.
著者 (1件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 239-241  発行年: 1965年 
JST資料番号: D0208A  ISSN: 0029-554X  CODEN: NUIMA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD) 
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液体ヘリウムをシンチレータとして偏極中性子の研究に利用する研究の一環として,α線およびβ線に対する発光効率の比を測定した.液体ヘリウムは,波長シフタとして内面にPOPOPを塗った21/4%inφ×21/2inの石英フラスコに入れられ,α線の場合は241Am線源を底部より1.2inのところにおき,また電子の場合にはコリメートされた60Co γ線を側方より照射した.後の場合,一次γ線ビームから45°方向にプラスチックシンチレータを対称位置に2個おいて散乱γ線を検出し,これとのコインシデンスをとることによって0.52 5MeVのコンプトン電子に対する波高のみを求めた.以上の測定から,α/β比として0.182という値が得られた.液体ヘリウム中の0.525MeV電子の飛程は1.4cmであるから,この値はシンチレータの体積がとくに小さくない限り変らないものと思われる.また波長シフタとしてp,pIジフェニルスチルベンを用いてもα/β比の変化は認められなかった;図4参6(浜田 達二)
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