抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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題記結晶はfeux法で作られたが,LaCrO
3と同じ結晶構造をもっている.自発磁化はa軸方向に起り,170°K以下で現われる,b,c軸方向の磁化は加えた磁場の大きさに比例している.トルク曲線,帯磁率の測定は誘導寄生強磁性であることを示している.270°K以下では,スピン構造はLaCrO3のようにG型で,このときスピンがa,c軸に平行になると寄生強磁性が現われる筈である.これは今の場合170°K以下に相当するが,これ以上になると2つの部分格子の磁化がb軸に平行に反強磁性的になる.これはa,c軸方向に外部磁場を加えることによってたしかめられた.