抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地熱による浮力で表面下の地下水が一般的な上方への対流ドリフトを行なう場合がある.このような場合の不安定性を扱った,加熱された液体が,半無限の多孔性媒質を通って非常にゆっくりと透過性の水平面に向って上昇して行き,そこで上部にある冷たい流体の層と混合すると仮定する.定常状態では,指数関数型の温度境界層が媒質の中に存在する,もし系のレイリー数が正の臨界値を越えず,また臨界中立じょう乱の波数が有限であれば,層は安定である.層の安定性が,物理的考察によって定性的に説明される