抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
プール核沸騰における伝熱面-液熱伝達機構は二つの基本的モデルが提案された。第1は固-液界面からの気ほう離脱による温度境界層のかき乱しによる効果,第2は薄い液膜が気ほう周囲をかこみ,その蒸発による効果が熱伝達に大きく寄与すると考えられている。本文では過熱液膜が飽和蒸気相へ蒸発する場合を考え,これを熱伝導,境界条件,エネルギ平衡式より出発し,液膜と伝熱面の熱伝導率比,熱容量比(蒸気相/液相)などをパラメータとして蒸発時間と,膜厚さの関係を解析により示した。液膜の蒸発がプール核沸騰の支配的熱伝達機構であるとして得た解析結果は実験結果の傾向を説明できるが,もっと単純な沸騰実験の結果と比較が必要である;写図15参7