文献

J-GLOBAL ID：201602021158908276   整理番号：65A0248637

ビニル重合(94)メタクリル酸グリシジルの重合

著者 (3件)： 大津隆行 (大阪市大(工)) ,  後藤国夫 (大阪市大(工)) ,  井本稔 (大阪市大(工))
資料名： 高分子化学  (高分子論文集)
巻： 21  ページ： 703-708  発行年： 1964年 
JST資料番号： G0122A  ISSN： 0023-2556  CODEN： KOKAA   資料種別： 逐次刊行物 (A)
発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： メタクリル酸グリシジル(I)について,アゾビスイソブチロニトリルを開始剤とするラジカル重合(60°C),および三ふっ化ほう素エーテラートによるカチオン重合(0°C)を検討,前者では(I)の濃度が高いときにはゲル効果が見られたが,重合はもっぱらビニル基によって進行する.また,重合時間とともに極限粘度が増大して分枝構造から不溶化ポリマーの生成が導かれることが推定された.後者のカチオン重合ではエポキシ基のみが重合に関与する.

引用文献 (15件)：

• 1) 岩倉義男: 高分子, 10, 338 (1960)
• 1) 岩倉義男: 有機合成協誌, 20, 813 (1962)
• 2) I. A. Arbuzova, V. N. Efremova: Vysokomol. soed., 2, 1586 (1960)
• 3) T. Otsu, T. Ito, M. Imoto: J. Polymer Sci.
• 4) I. A. Arbu2ova, V. N. Efremova: Vysokomol. Soed., 1, 455 (1959)

タイトルに関連する用語 (3件)： ビニル重合 ,  メタクリル酸グリシジル ,  重合